東京写真館

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CANON EOS 80D ファーストインプレッション

 

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CANON EOS 80Dが届いて、最初のお休み。
80Dをぶら下げて公園に出かけてみました。


 
ボディはスペックでは70Dとほぼ変わらぬサイズ。
グリップは若干丸みがかかって、比べてみると少し大きくになった印象です。
ミドルクラスの一眼ですが、7Dや5Dほど重くなく、長時間の撮影でも体に優しいのはうれしい所です。

 

 

 

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EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMは80Dのキットレンズとして新開発したレンズですが、レンズの光学的性能は70Dのキットレンズとして発売されたEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STMと同じものだそうです。
ステッピングモーターなのか、nano USM(ウルトラソニックモーター、超音波モーター)なのかという違いしかありません。

元々EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STMの描画は良好。
高倍率のズームレンズですが、画質は悪くないので気軽に撮影に出るのであれば、これ一本で済みます。
70DのキットレンズとしてEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STMが発売された理由としては、70DのDual Pxel CMOSによる高速なライブビュー(動画)のAFに対応したレンズを出す必要があったため。
それまで主流であったリングUSM等は、ほんの少しですがAFの動作音があり、それが動画撮影時に記録されてしまうという不具合がありました。
ステッピングモーターによる静かで滑らかなAF動作は動画撮影に必要不可欠なものでした。
ですが、このステッピングモーターですが、動作が遅いんです・・・
そこで80Dのキットレンズとして新開発されたEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMに採用されたのがnano USM。
レンズの駆動を直線的に動かすので、素早くそして静かなAFとなりました。
STMとUSMのいい所取りの新しい技術です。


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水辺のサギ。
都内ですが、野鳥が沢山いて、80Dのテストにはもってこいでした。

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飛んでいる鳥を撮るのは初めてで、失敗も量産しましたが・・・
80DにEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM、AI SERVOにラージゾーンAFで飛ぶサギを狙ってみました。
横に飛んでくれると撮りやすいですが、斜めに飛ばれるとフレームに納めるだけで精一杯で、ピントを合わせるのが難しいですね。
こればかりは、カメラの性能云々というよりも練習がもっと必要かも。
カワセミを撮ってる人にどう撮ってるのか、詳しくお話を聞いてみたい所です。

という事で、EOS 80Dの性能云々といよりは、EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMの性能のおかげで、高速なAFが印象的。
従来よりも最大4.3倍高速なAFを実現というのも納得です。
恐るべしnano USM!


 

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