東京写真館

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CANON EOS M5を触ってみる1

f:id:yamato_hana:20161125131507j:plain11/25に発売になったEOS M5を店頭で触ってみました。
Mシリーズのフラグシップ機として遜色のないスペックではありますが、操作性が悪ければ意味がありません。
店頭で実機を触った感想を書いてみたいと思います。

 

店頭ではEF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STMが付いた状態で展示されていました。
ボディサイズは、EVFが内蔵になって大きくなっているにもかかわらず、隣にあったM3と比べてもそれほど大きいという感じはありませんでした。むしろ、高倍率ズームレンズの18-150mmが小さく軽いため、余計にコンパクトに感じます。

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Mシリーズ現行3機種サイズ比較。
M10とM3は正面から見るとほぼ同サイズ。M3はグリップが出ているので、その分大きく感じます。
M5はM3よりも一回り大きく、内臓の電子ファインダー部分が上に出っ張っている感じで、見た目がデジタル一眼によく似ています。

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レンズのEF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、M3までキットレンズだったEF-M 18-55mm F3.5-5.6と比較すると、レンズの最大径は同じで25mmほど長くなっています。
EOS 80Dと同時に発売になったEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMと比べても、EF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STMの小ささが際立って目立ちます。
望遠側がF6.3と若干暗くはなりますが、これだけコンパクトならば持ち運びには便利そうです。

 

店頭で、電源を付けて、ズームリングを回した瞬間に気が付いたのが、AFの速さ。
広角から望遠側に切り替えると、それに合わせて素早くAFが合います。
デュアルピクセルCMOS AFの高速で安定したAFが目を引きます。

 

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操作はこの機種独自のものがあり、露出補正は上部にある専用のダイヤルで行い、ホワイトバランスと感度をダイヤルファンクションで選び、その周りのダイヤルでその調整を行うといった感じ。
シャッタースピードや絞りはシャッターボタンの周りにある、メイン電子ダイヤルで行います。
上位機種らしく、専用ダイヤルをつけて操作性の向上を図ったんでしょうけど、CANONのデジタル一眼ユーザーからみると、なんか使いづらそうなボタンとダイヤル配置になってます。
ボディが小さいので、一眼レフと全く同じボタンレイアウトだと、逆に操作性を失われるのかもしれませんけどね。