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CANON EOS 6D Mark2を触ってみる

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先日発表になったCANON EOS 6D Mark2を一足先に銀座のショールームで触ってきました。
EOS 6D Mark2はキヤノンの35mmフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼で、8月の発売予定です。発売前ですがショールームでは先行展示を行っています。

 

正式発表されてスペックがわかっても実際に触ってみないとねぇ~~、という事でショールルームへ。
ショールームで展示されていたのは、EOS 6D Mark2にEF 24-105mm IS STMが付いた状態でした。
このレンズはキットレンズにもなっているレンズで、STM(ステッピングモーター)で動作するレンズです。USMほど高速ではないですが、動作音が静かなので動画の撮影には向いたレンズとなっています。
(EF-S 18-135mm等で採用されているnanoUSMは小さく軽い後玉を高速に動かすのに向いています。高画質のLレンズでは後玉も大きく重くなるので、パワーがあるリングタイプのUSMが使われます。)

6Dの外観で大きく変わったのは背面の液晶がバリアングル液晶になった点です。
液晶といい、ボタンの配置といい、見た目はまるでEOS 80D!
それをちょっと大きくしたかなぁという印象です。
普段、ESO 5D Mark4にEF 24-70mm F2.8 II USMを使用しているので、6D2にこのレンズの組み合わせだとかなり軽く感じました。
確かに、6D2のボディで765g、EF 24-105mm IS STMで525g、合わせて1.2kgと5D4の890とEF 24-70mm F2.8 II USMの805gで1.69kgで比べてしまうと、500g弱も違う事になりますから、当然と言えば当然です。

操作性は、ほぼEOS 80Dと同等で、5D系と比べてしまうとマルチコントローラーが無いので、AFポイントの選択等の操作が違ってきます。
5D系はマルチコントローラーで上下左右のAFポイントの移動が簡単にできるのに対して、6Dや80Dはメイン電子ダイヤルとサブ電子ダイヤルを使って選択することになるので、操作に時間がかかります。

5D4や80Dの7コマ連写と、6D2の6.5コマ連写は0.5コマ/秒ですから違いが感じられないほどでした。
室内の撮影が多ければ1/4000以上のシャッタースピードもほぼ使わないので、細かい事を言わなければ全然これでいいという印象でした。

 

あえて気になった点を上げるとしたら、EOS 80Dで初めて採用になった45点AFをそのまま流用しているのだと思いますが、AFエリアが中央に寄っていて外周部がスカスカに感じました。
5Dもスカスカといえばスカスカですが、もう少し外側までありますし、80Dに関してはいい感じのバランスになっているので、ちょっと残念に思えました。

 

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