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CANON EOS 90Dを触ってみる

CANON EOS 90Dハンズオン
キヤノンショールームでEOS 90Dを触ってきました。
発表された翌日には銀座にあるにショールームに展示されていました。

 

2019年8月28日に発表されたEOS 90Dは、新開発の3300万画素センサーを搭載し、80Dの7コマ/秒の連写から10コマ/秒へスペックアップ。60D以降の機種では無かった独立したマルチコントローラーもリバイバル搭載し、使い勝手も向上しています。

昨年の秋にEOS Rが発売され、デジタル一眼の風潮が大きく変わってきた中、昨年末にEOS 80Dの後継である90Dが発売されるか?という記事を書きました。
Rが発表された流れからは、今後の時代はミラーレスだろうという予想で90Dの登場は無いだろうと予想しました。
その予想は8ヵ月経って外れてしまい、90Dが発表になりました。

tokyophotostudio.hatenablog.jp



ショールームで展示されているのはEOS 90D一台。
平日の昼間なので、数人はカメラやプリンターを見ている人がいましたが、90Dを触っている人は常時一人くらいで行列はありませんでした。
少し待ってボディを持ってみた感じは、80D同様のサイズ感で、隣にあった7DIIや5D4なんかと比べると、一回り小さいといった感じです。
そんなボディに独立したマルチコントローラーが付いているので、コントローラーの位置が近いなぁという印象。手の小さめの人だと、丁度いいのかもしれません。
10コマの連写や高感度の撮影もその場で試してみて、結構いいかもと思いました。

7DIIがかなりの重量級なので、90Dの700g代のボディは軽くて持ち歩くのには良い感じだと思います。

そして、最後にスタッフの方にお願いして、気になっていたバッテリーグリップを装着して試させてもらいました。
7Dや5D系のバッテリーグリップには、ボディの他にグリップにもマルチコントローラーがあります。縦位置でもファインダーを覗いたままフォーカスポイントを選択できてとても便利な作りになっています。
EOS 90Dは、70Dや80Dと同じグリップをなので、マルチコントローラーがありません。縦位置で、ボディ側のマルチコントローラーを操作しながら撮影できるのか?という疑問がありました。
実際にバッテリーグリップを装着して縦位置で試してみると、マルチコントローラー2に手が届かない事に気が付きました。

やっぱり・・・

過去を振り返って、EOS 50Dのグリップの写真を探して見てみると、マルチコントローラーは付いていませんでした。という事は、代々このクラスのカメラには、縦位置でフォーカス位置を選択しながら撮影ができないという事なんですね・・・

90Dにマルチコントローラーが搭載されて、7D系が無くなり、90Dに統合されるかとの噂もありましたが、7Dユーザーにとっては、この操作系や記録メディア、AF性能など不満のでる箇所ではあると思います。

 

EOS 90Dが登場した理由としては、EOS 80Dが発売から3年半経って、モデルチェンジした事というのが普通の見方ですが、ミラーレス機に中級機と呼べるスペックや操作性の機種が無いので、間を埋める機種として90Dが必要だったというのがあるかもしれません。
かといって、EOS 7D MarkIIIとして開発するには、ミラーがある事で高速連写への対応が難しい事、専用CMOS、AFセンサーでコストが上がる事などがあったんだと思います。
また、代々このミドルクラスの機種では新開発の機能を搭載してきているので、今回は新開発のCMOSセンサーを搭載してきました。今後3~4年発売する機種の基幹となる部品で、同等のセンサーを搭載していると思われるM6IIの性能を見る限り、14コマ/秒の連写性能は実現しているので、かなりのハイスペック製品をCANONは投入してきました。

この新開発CMOSセンサーは、過去にKiss MやR、RPで既存のセンサーを改良して製品に投入してきたというのがあったので、設計の初期段階でそういった部分を踏まえて、より改善したセンサーを搭載してきているんだと思います。
KissやRのセンサーがVer1.5だったら、90DやM6IIはVer2.0というべきでしょうか。
こういった90Dで先行投入した技術というのは、来春発売予定のEOS 1DX MarkIII等で生かされると予想でき、先行テストともいえるのではないでしょうか。


 


 

 

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