東京写真館

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CANON EOS Kiss Mを触ってみる

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CANONショールームや店頭でCANON EOS Kiss Mを触った感想を書いてみます。

 


ミラーレス一眼のMシリーズは現行のラインナップで4機種。
EOS M100、M6、M5とあり、Kiss Mで4機種目となります。
Kiss Mは海外ではM50という名称で販売されており、名称からもローエンド~ミドルクラスを狙った路線のようです。
M100は性能的にもターゲット的にも初心者向けそして、女性向けの機種という位置づけ。
M6もM5も、もう少し玄人向けだったり、一眼レフのサブ機として使ってもらいたい機種として開発されているようです。
Kiss Mは名称からも一眼のKissシリーズ同様、入門向けそして、子供を撮る母親向けの機種として開発されているようです。
M6、M5と比べて、ボタンやダイヤル類が少ないのをみても、このカメラの立ち位置というのがよくわかります。

大きさはEVFがあるのでM5と同じくらいのサイズではありますが、バッテリーはM100と同じものを乗せているので、かなり軽量に感じます。
操作は一眼レフのKissシリーズとほぼ同等の操作系になっていて、Kissを使ってたことがある方ならすんなり使えそうな印象です。
小さいボディなので、ボタン類を多く付けても、誤操作してしまって使いずらいなんて事もあると思うので、必要最低限のボタンで、必要に合わせてカスタマイズして撮影ができるようになっています。
AFはDigic8になって、DualPixelAFが早くなったそうですが、店頭で少し触ったくらいでは実感は難しいですね。
実際にフィールドに持ち出して動いている被写体で試してみたい位です。
(誰か貸してください・・・)

 

EOS M5にもあるEVFを覗きながら液晶画面をタッチしてAFポイントをコントロールできる機能(タッチ&ドラッグAF)が搭載されています。
AFポイントの移動をダイヤルで操作するとかなり面倒な操作ですが、直接液晶をタッチして操作できるのは非常に便利だと思いました。
ボタンやダイヤル操作を使いやすく操作しやすいように配置するのであれば、サイズを大きくしないといけなくなります。
真の意味で中級、上級機種として新たな機種を出すなら、大きく重くなってしまうのは仕方のない事なのでしょうね。

 総評
EVFが標準搭載で、このスペックで価格的にはM6よりもお安い設定になっています。
後発の機種なので、AFや連写性能が高くなっていますが、M5、M6よりもダイヤルが少なく操作性が悪いのを我慢して使用できるのであれば、問題なく使っていける機種だと思います。
むしろ初めて使用する方や一眼レフのKissからの買い替えであればすんなり使用できると思いました。

 

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