東京写真館

カメラとか写真とかボチボチと・・・

デジタル一眼のオートフォーカスモード

f:id:yamato_hana:20180221185048j:plain

一眼レフやミラーレス一眼においてのオートフォーカス(AF)の動作について見ていきたいと思います。
AFのモードは、ワンショットAF(シングルAF、AF-S)とワンショットAF(シングルAF、AF-S)の大きく分けて2つのモードが用意されています。
今回はこの2つのオートフォーカスモードを中心に確認していきたいと思います。

 

ワンショットAF(シングルAF、AF-S)

静止している被写体や遅い動きの被写体の撮影に向いたモードのワンショットAF(シングルAF、AF-S)などメーカーによって呼び方は違いますが、ほぼ同様の意味です。
シャッターボタンの半押しでAFが動作して、奥まで押し込むとシャッターが切れる仕組みになっていますが、ワンショットAF(シングルAF、AF-S)は、一度半押ししてピントが合ってからはフォーカスが固定されたまま動きません。
被写体までの距離が変わってしまうとフォーカスがずれてしまいますので、その際は再度合わせ直す必要があります。
また、被写体までの距離が大きく変化しなければ、シャッターを半押しをしてフォーカスをロックして後に構図を調整して撮影というテクニックもあります。

 

サーボAF(コンティニュアスAF、AF-C)

動いている被写体にはサーボAF(コンティニュアスAF、AF-C)が向いています。
シャッターボタンを半押ししている間は被写体にフォーカスを合わせ続け、シャッターボタンを押し込んだ瞬間にシャッターが切れます。シャッターを押し込んで連写している最中もピントを合わせを行います。
被写体にフォーカスを合わせ続けるので、ワンショットAF(シングルAF、AF-S)に比べると若干フォーカス精度が悪く、多少フォーカスが合っていなくてもシャッターチャンス優先でシャッターが切れます。
また、AFの速度は、被写体の動くスピードやレンズの駆動系にも関係しているので、動きの速い被写体にはそれなりにAFが早いレンズが必要となります。

 

CANONデジタル一眼レフの中級機までの機種ではAIフォーカスAFがあり、二つのAF特性を合わせたモードもあります。
止まっている被写体にはワンショットAFで、被写体が動くとサーボAFへ自動で切り替わります。
使いやすそうにも思えますが、AFの特性や癖をきちんと知らないと逆に失敗してしまいかねないので、撮影シーンに合わせてAFモードを切り替えて使用する事をお勧めします。


EOS 80Dでは上面のAFボタンを押し、ダイヤルで操作して切り替えます。
EOS 5DではDRIVE・AFボタンを押し、ダイヤルで操作して切り替えます。


◆ おすすめ記事

CANON EOS 80D 徹底レビュー

撮影スポット・イベント情報

 運動会撮影のオススメカメラ【2018最新機種】

CANON EOS 5D MarkIV 徹底レビュー

デジタル一眼レフ撮影の仕組み

CANON EOS Kiss M、M100、M6、M5徹底比較