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SanDisk Extreme Pro SDXCメモリーカード

Sandisk Extreme PRO SDXC

サンディスクの転送速度170MB/sタイプのSDXCメモリーカードSanDisk Extreme Pro SDXCメモリーカード(UHS-I)を購入しました。
170MB/sタイプは海外流通版は、2019年の春ごろから出回っていて、国内正規品も2019年の9月より販売が開始されています。

 

購入したのは海外流通品のSanDisk Extreme Pro SDXC 64GB(SDSDXXY-064G-GN4IN)です。
UHS-Iに対応したSDXCメモリーカードで、メーカーの公証転送速度は170MB/sとなっています。
価格は¥2000~2500位が中心でしょうか。
Extreme PROですらこの値段ですから、正直いってメーカーとしても利益が出ないと考えているはずです。
海外流通版は容量が64GB、128GB、256GB、512GB、1TBタイプがありまが、
国内正規品では256GB、512GB、1TBの製品のみとなっています。

転送速度とベンチマーク

購入したSanDisk Extreme Pro SDXC 64GB(SDSDXXY-064G-GN4IN)のベンチマークをとってみました。
Readで92.5MB/s、Writeで83.2MB/sという数値が出ました。(ベンチマークは環境にもよるので、測定環境によって数値は前後します。)

Extreme PROベンチマーク

従来の95MB/sタイプとして考えたら悪くない数字ですが、最大転送速度が170MB/sであれば、かなり性能が悪いという事になりますよね?
170MB/sというのは、読み出しの速度の最大の速度を指します。
転送速度が170MB/sは、UHS-I規格の最大転送速度の104MB/sをはるかに超える数字です。

 

実は、これにはカラクリがあって、Sandisk独自の規格で、対応した専用のカードリーダーを使用すると170MB/sの性能が出るとの事です。
ですから、対応していない同社や他社のメモリーカードリーダーを使用しても、UHS-Iの最大転送速度を超えてコピーすることができません。
170MB/sでコピーするには↓これが必要です。


 

メーカーの公証の転送速度は、書き込みが90MB/s、読み出しが170MB/sですが、対応したメモリーカードリーダーが無い場合は、従来の95MB/sタイプと同じ書き込み90MB/s 、読み出し95MB/sとなるようです。
つまり、読み出し以外の性能は基本的に同じで変わっていないという事ですね。


 


 

 性能はたいして変わらずとも、従来通りの安定した性能が出ているようなので安心して使用ができます。
また、大容量でも安価になってきているので、年々増える画素数にも十分対応できます。