キヤノンのデジタル一眼に標準で付いてくるストラップはカメラの名称が入ったもので以前は一般には出回っていなかったのですが、キヤノンのオンラインショップで購入できるようになっているので紹介しておきます。
ストラップは定期的にリニューアルされており、カメラの重さに合わせてストラップの幅も違っています。
最近のR5、R6の様に軽い機種には細めの30mm幅のストラップですが、1DX、5Dクラスは40mm幅になっています。
何社か試してみましたが、カメラを動かすと音が鳴ったり、肩掛けした際に滑りやすかったり、値段が高かったりと、安くても使いやすいストラップというとやっぱり純正品になってしまいます。
ストラップを簡単に取り外しが聞くようにコネクターが付いていると、その部分で音が鳴ります。静かな場所で撮影する際は極力音を出したくないので、あまり適しません。
基本的にはカメラを二台持って撮影するので、一台は首にかけて、もう一台は肩にかけます。滑り止めの弱いものは、肩にかけた際に落下しそうになり危険です。
ストラップは消耗品で、使用頻度が高いと1~2年で痛んできます。
特に、重いレンズを使用すると、ストラップ取り付け部とストラップが擦れてストラップが徐々に削られ、そのまま使い続けると切れる位のストレスがかかります。
これ位ならまだ使っていても問題ありませんが、もう少し進むと徐々に端から切れてきます。
また、ストラップのすべり止めになっているラバー部分は、長期間使用していくと加水分解を起こして白く変色します。白く汚れているのかと思って拭いてみても、簡単には綺麗になりません。そのまま使い続けると、白いシャツの襟もとが黒く汚れます。これは加水分解を起こしたラバーによる汚れです。ここまで進むとストラップは交換時期です。使用頻度が高い方にとっては1~2年で交換するものなので、比較的安価に入手が出来て使い勝手がいい純正のストラップはお勧めできます。
ストラップにEOS 5D Mark4やEOS R6といった名称が入ったストラップは以前では販売していなかったんですが、キヤノンのオンラインショップで取り扱いを開始したので注文ができます。残念な事にポイントやクーポンでストラップなどの備品が購入できません。
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