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Lightroomモバイル版の基本機能、フル機能とは?【Adobe Creative Cloud】

2025年夏にAdobe Creative Cloudのプラン変更があり、従来のプランを生成AIの機能が充実しているCreative Cloud Pro、生成クレジットが少なくお安いプランをCreative Cloud Standard の2種類になりました。
ProとStandardでLightroomモバイル版の機能がどう違うのかを確認していきます。

 

Creative Cloud ProとStandardの違いは、生成AI関係だけでなく、一部アプリ(Lightroom モバイル版、Photoshop iPad 版、Photoshop iPhone 版)ではCreative Cloud Standardだと基本機能へのアクセス、Proはフルアクセスと表示されています。
Lightroomモバイル版の基本機能とフル機能の違いは以下の通りです。

Lightroom モバイル版の基本機能
■編集機能
・基本的な編集ツール(コントラスト、彩度、切り抜きなど)
・カラーミキサー
・基本プリセット
・クイックアクションへの制限付きアクセス
・保存、書き出し、共有
・プロ仕様カメラ
クラウド関連機能
・デバイス間での同期
クラウドストレージ
・AI 利用の検索
・共有アルバム

 

Lightroom モバイル版のフル機能
■高度な編集機能
・RAW 画像編集
・ビデオ編集
・バッチ編集
・クローンと修復
・マスクと特定範囲の補正
・ぼかし (レンズ)
・遠近補正
・150 以上の高品質のプリセット
■クイックアクションのクリエイティブアシスタンス
■生成 AI 削除
アダプティブプロファイル + アダプティブプリセット

 

 

Creative Cloud Standardだと、デジタル一眼などで撮影できるRAWが扱えず、マスクやぼかし (レンズ)などといった機能も使えないので注意が必要です。


その他に、google Play、AppStoreなどからダウンロードできるモバイル版のLightroomには無料版があります。
Standardで使える基本機能と似ていますが、クラウドとの同期がありません。
google Play、AppStoreなどで購入できるモバイル版のプレミアム機能は、Proのフル機能相当だと思います。
RAWでの編集はProのフル機能やプレミアム機能で利用できます。

 

Creative Cloud StandardとProから利用できる、基本機能とフル機能。
モバイル版だけの利用の場合は、無料版とプレミアム機能があり、利用できる機能が異なるので注意が必要です。

 

 

Text by yamato7