トキナーのAT-X M100 PRO D (100mm F2.8マクロ)を購入しました。
シグマの70mmマクロが発売間近なのになぜ今頃?という声もありそうですが、以前から使てみたいと思っていたレンズの一つでした。
100mm前後のマクロで比較検討したのはタムロンの90mm F2.8。
最初は価格の面から、90mmでいいかなぁと思っていたのですが、生憎在庫切れ。
早く購入してバラでも撮りたいと思っていたので、在庫があったトキナーのこのレンズが候補になりました。
価格は楽天で4万円台半ば。
トキナーAT-X M100 PRO D の発売は2006年だそうで、同じレンズ構成のレンズがPENTAXでも発売されていることから、両社が協力していたころに企画されたレンズの一つのようです。
10年以上前になりますが、まだメインの撮影機材がK10Dだったころ、PENTAXのオンラインショップでアウトレットのFA 100mm F2.8マクロを3万円弱ほどで購入し、それから花の撮影にはまりました。
当時のレンズは600gもあり、ずっしり重かった記憶があります。
仕事でも撮影するようになり、公私ともに撮影だと辛いので、徐々にプライベートで撮影する事は減りました。
PENTAXのシステムからCANONに変えたのも有り、マクロの撮影はしばらくしてませんでしたが、これを機会に10年以上ぶりに復活となります。
各社の100mm前後で手振れ補正無しのマクロレンズの重量を見ると、軒並み500g以下。
タムロンの90mmは405g、PENTAXは340g、トキナーは490g、この三本では一番の重量級。
手振れ補正が付くと600g以上になり、値段もだいぶ上がるので、趣味の範囲と考えるとそれほど高くて良いものでなくともいいという判断です。
PENTAXと同じ設計のレンズがトキナーから販売されていて、CANONのシステムでも使用できるのは何だかおもしろいですね。
AT-X M100 PRO D F3.2 EOS 5D Mark4
描画がどうのってほど使ってないのであれですが、ピントが合っている所はしっかりシャープで、ボケている所も変にゴアゴアせず綺麗なのが特徴のようです。
マクロレンズなので、そのように設計されていると言えばそれまでなんですが、悪くないですよ。
AT-X M100 PRO D F2.8 EOS 5D Mark4
手振れ補正はありませんが、昼間なら十分明るいので、手振れの心配は全くありません。
むしろ風が強かったので、花が揺れてしまってピントを合わせるのが至難の業・・・
風が弱まったところで、息を殺してピントを合わせてシャッターを押します。
AT-X M100 PRO D F4 EOS 5D Mark4
バラはそこそこ大きな花なので、少し絞って撮った方が広い範囲にピントが合って、撮影は楽になりますが、背景のボケ具合を見るとあまり絞らない方がうるさくなく綺麗に見える気がします。背景との距離や背景にあるものにも影響されるとは思いますが。
何度かに分けて、AT-X M100 PRO Dについての感想を書いてみたいと思います。
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・絞りによる違い
各絞りで撮影して比較しています。
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