10/29に発売されたばかりのCANON EOS M10を店頭で触ってきました。
外観はEOS M2に似ていますが、M2にあった背面のダイヤルは前面に移動しています。ポップアップのストロボが内蔵されましたが、外付けのストロボが使えなくなりました。
EOS M3のチルト液晶はローアングル、ハイアングル、自撮りに対応していますが、M10では上に180℃回転するだけなので、ローアングルと自撮りだけに対応しています。
メニューは結構代わっていて、M2を使用していてM10を触るとちょっと戸惑うほど・・・
AFスピードはそれほど代わっていませんでしたが、AFの方式がちょっと変わっていて、同じ色の被写体を追いかけます。フェイストラックと似た感じですが、顔じゃなくても同じようなことができています。
新しいキットレンズの15-45mmは沈胴式で小型軽量。
15mmスタートは使い勝手は良さそうすが、望遠側が45mmとちょっと物足りない・・・
さらに、望遠側の絞りがF6.3とちょっと暗いのでトータルで使い勝手が上がっているかどうかは考え物です。
お店の人が寄ってきてオススメしてくれましたが、M2ユーザーが買い換えるほどのスペックじゃないかなぁ~と弱腰でした。
確かにスペック上は殆ど変わってませんしね^^;
EOS 70DのDual Pixel CMOSは、このクラスに搭載されないんですかね~と聞いてみたら、消費電力が大きいので難しいかも・・・との回答が出てきました。(あくまでもお店の人の話ですよ)
これからカメラを始める最初の一台であれば、何の気兼ねなく購入できる機種なんだと思います。
EF/EF-Sレンズもアダプタを付ければ使えるので、キヤノンの一眼レフユーザーがサブで使うのもありだと思います。(M3だとちょっと大きいですし)
仕様的に割り切っているところがあるので、レンズが交換できるコンデジといった立場の機種だと思います。
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