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バッテリーグリップ(BG-E20)

f:id:yamato_hana:20180321141412j:plainCANON EOS 5D Mark4用バッテリーグリップ(BG-E20)を買いました。
他のメーカーでは縦位置グリップなどとも呼び、ボディの下に縦位置で撮影しやすいようにグリップを増設できるものです。

 

バッテリーグリップ(BG-E20)の概要

EOS 5D Mark4 には専用のBG-E20が発売されており、Mark4の電池室のカバーを外してグリップの凸部を挿入し、ダイヤルで固定するだけで簡単に装着できます。

電池室カバーはグリップ内にしまえるので、無くすこともありません。
バッテリーはLP-E6N/LP-E6を二つ装着できます。一つでも動作しますので、バッテリーグリップを購入する際に新たにバッテリーを買い足す必要はありません。
EOS 5D Mark4と同様に、マグネシウム合金製、防塵・防滴性能、15万回のレリーズ耐久を持ちます。
操作は、シャッターボタンはもちろん、マルチコントローラーや測距エリア選択ボタン、メイン電子ダイヤル、AFスタートボタン、AEロックボタン、AFフレーム選択ボタン、測距エリア選択ボタン、マルチファンクションボタンが付いており、縦位置でも基本的な操作ができるようになっています。

 

バッテリーグリップ(BG-E20)の使用感

バッテリーグリップを使い始めてまず思ったことは、ずっしりと重く感じました。
単体で約390gありますから、Mark4の890gと足すと1.28kgとなり、標準ズームのEF24-70mm F2.8L II USM(805g)も加えると2kgを超えます。
重くなったというデメリットだけでなく、縦位置でフレーミングがしやすくなり、重いレンズを使用した際にも疲れにくいという事も感じました。
グリップがある事で縦位置でも正位置でカメラを構える事ができるので、フレーミングが傾きにくくなりました。
重いレンズを装着して長時間縦位置で撮影すると、腕と肩を高い位置に上げて撮影するために負荷がかかりますが、グリップがある事で正位置で撮影できるため負担が減り、疲れにくくなりました。

横位置でバッテリーグリップのシャッターボタンが下側にあるので、不用意にシャッターボタンを押してしまう事があり、無駄に撮影してしまっていることがよくあります。

また、購入するまで気にもしていませんでしたが、他の機種やメーカーのグリップだと単三電池にも対応している製品が多いのですが、BG-E20は対応していません。
EOS 70D/80D/7D、Nikon D850用のグリップも単三電池に対応しているので残念です。

 

バッテリーグリップ(BG-E20)のメリット、デメリット

メリット
・縦位置でフレーミングしやすい。
・縦位置撮影で疲れにくい。
・バッテリーが二つ入る。
・標準で縦位置グリップが付いてるEOS 1D X系に比べると軽い。


デメリット
・大きく重くなる
・操作感が横と縦で若干違う。
・勝手にシャッターボタンが押されてしまう事がある。
・単三電池に対応していない。

重さと使い勝手を天秤にかけると重さを取る方もいるかもしれませんが、重いレンズを使用した際は重量が増しても、撮りやすさと疲れにくさが得られるので、私は有用なアイテムだと判断しました。
Mark4は二台ありますが、望遠を使う方にしか付けていません。
予算的な部分もありますが、携帯性を考えても小型で軽量の方がうれしい部分はあるので、しばらくは一台だけでいいかなぁと思っています。

 
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