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ストロボリフレクター【ストロボアイテム】

ストロボリフレクター

ストロボのバウンス撮影する際の便利なアイテムを紹介します。
バウンス撮影とは、デジタル一眼向けに発売されている光量の大きなクリップオンストロボで撮影する際のテクニックで、ストロボの発行面を被写体に直接向けるのではなく、天井や壁などに向けて発光して、ソフトで柔らかな光を被写体に当てるテクニックです。
光が被写体の手前の天井等に反射して、直接光が当たるよりもソフトで柔らかな印象に仕上がります。

 

バウンス撮影は、光が拡散して非常にきれいな仕上がりになるので、クリップオンストロボ一灯で撮影するスナップ撮影においてはとてもよく使う撮影方法ですが、光が天井や壁に当たってから被写体へ届くので、途中でかなりの量の光が消失しています。つまり無駄が多い撮影方法なのです。
ストロボの光を無駄にしないように、このストロボリフレクターを使用します。
前方に被写体がいる場合、天井にバウンスさせて撮影すると、後方にも光は拡散してしまうので、後方に向かう光を前方に飛ばすのがこのリフレクターの役目になります。
そうすることで、同じ光量でも前方に飛ぶ光の量が増えて、結果、明るく撮影できるという仕組みです。

ストロボリフレクターを使用して、試しに撮影してみました。
装着はとっても簡単で、クリップオンのストロボを上に向けた状態でリフレクターのゴムバンドで固定するだけ。
絞りとシャッタースピード、ストロボの発行量はすべてマニュアルで、露出条件は同じでテストしています。

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A.天井バウンス、ストロボリフレクター無し。焦点距離70㎜、被写体までの距離約1m

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B.天井バウンス、ストロボリフレクター有。焦点距離70㎜、被写体までの距離約1m


Bはリフレクターに当たった光が前方に飛んで明るく撮影できました。
被写体までの距離が短いからたまたま明るくなったんじゃないのと疑った私は、別条件でもテストしてみました。

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C.天井バウンス、ストロボリフレクター無し。焦点距離200㎜、被写体までの距離約2m

f:id:yamato_hana:20170607212941j:plainD.天井バウンス、ストロボリフレクター有。焦点距離200㎜、被写体までの距離約2m

CとDの結果を比較しても、やっぱりリフレクターを使用した方が、より多くの光を前方に飛ばしているのがよくわかります。
ただ、使用の有無で明るさだけが違ってくるのでは無いようで、リフレクターを使用すると影の出方が固めに影が出ているようです。
それは、リフレクターに当たった光が、バウンスではなく被写体向けて直接発光したように直線的に光が飛んで被写体に届いているからのように思えます。
とはいえ、直接ストロボを発光するよりも綺麗に撮影できるので、便利なアイテムです。

 

このアイテムではなくて、こういった仕組みのものを自作している人を見かけます。
ストロボの側面にマジックテープを付けて、プラスチックの板を張り付けて撮ってるカメラマンをよく見かけます。
マジックテープとプラスチックの板ですから数百円で自作できますが、このストロボリフレクターは楽天で¥480なんですよ。
自作する手間を考えても、¥480という事を考えると買ってしまっても全然いいくらいの値段です。