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CANON EOS 5D Mark4のオーバーホール2【修理・メンテナンス】

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EOS 5D Mark4のシャッター耐久が15万回を超え、またAFの不具合もあったためオーバーホールに出しました。
今回はシャッター関係のオーバーホール以外に、外装の交換もお願いしました。
単純に傷がついてみすぼらしいというだけではなく、ストラップ部分はストラップに付いた水分で腐食が進む事があり、腐食が進むと脱落してカメラを落とす事もあるようです。窓口のスタッフの方によると予防的な観点で交換をお勧めするとの事でした。
また、ファインダー内に表示されるシャッタースピードや絞りなどと言った表示が欠ける事も起きていたので、そこも交換しています。

 

EOS 5Dの基本技術料は¥28000で、修理に必要なパーツが料金に上乗せされます。
■シャッター関係のパーツ(2点)
ミラーボックスユニット ¥12135
シャッターユニット  ¥10130

■ファインダー関係パーツ(1点)
ペンタユニット  ¥17380

■外装関係パーツ(計30点)
接眼レンズユニット  ¥4000
カバーユニット(CF/SD)  ¥3180
カバー(上)  ¥13930
カバーユニット(後)  ¥5190
カバー(前)  ¥4685
カバーユニット(下)  ¥4000
カバーユニット(インターフェイス)  ¥1440
バッテリーカバー  ¥2000
底板  ¥1260
ネームプレート  ¥1200
その他グリップラバーやボタン類などがありますが、¥1000未満のものは省略しています。

メインダイヤルに違和感を感じていたので、交換依頼をしましたが、カバー(上)に含まれているようです。
以前はダイヤルのみ¥3000で修理できています。

パーツ合計
シャッター関係¥22265+ファインダー関係¥17380+外装関係¥45975=¥85620

実際の請求は、技術料¥28000+部品代¥85620=¥113620に消費税が入って、
¥124982となります。
CPS会員だと特別料金になるので、この金額の約半額になります。

 

シャッター関係のオーバーホールに出すと通常料金で5~6万になります。
新品の買い替えだと25万位かかってしまうので、外装を新しくしても11~12万なので長く使うというなら十分安いですかね。

 Canonにはあんしんメンテオーバーホールというメンテナンスも用意されています。
3年に一回は調整に出した方が良いという考えのようで、シャッター関係や摩耗したパーツの交換や注油等をしてもらえるようです。
3年に限らず、シャッター回数が15万回を超えるとあちこちに不具合が出て来るので、オーバーホールは検討した方が良いと思います。

前回EOS 5D Mark4をオーバーホールした際の記事はこちらです。

CANON EOS 5D Mark4のオーバーホール【修理・メンテナンス】

 

Canonの撮影機材修理まとめ【オーバーホール、修理】