2022年の10月頃に購入したEOS R6が故障しました。
症状は撮影していたら、ファインダーに黒いものが表示されました。
一瞬、自分の目がおかしいのかと疑いましたが、シャッター幕がちぎれて破損するような症状はどこかで見た記憶があったので、シャッター幕関係の故障だとすぐに判断できました。
仕事で撮影していた最中に起きた事ですが、現場には2台のカメラをもって出ているので、すぐに入れ替えて撮影したので撮影そのものに被害は出ませんでした。
仕事の帰りにそのままキヤノンの窓口まで行って修理に出します。
見積もりでは最大5万円で、これ以上かかる場合は連絡してもらえるという事で預けてきました。
デジタル一眼レフのEOS 5D Mark4はミラーボックスがあるので、6万位の見積もりになっていたはずですが、EOS R6の様なミラーレス機のシャッター関係の部品はシャッター幕とシャッターボタン位で、購入して1年でへたってきている部分が少なく、今回はシャッター幕と一部のラバー交換だけの対応になりました。
数年使用すると、シャッターボタンやダイヤル類もへたってきて、効きが悪くなる事がありますので、それらも一緒に交換になることはあります。
修理に出す際に聞いたシャッター数は約27万回でした。
公開されているシャッター耐久は30万回なのでやや少ないです。
修理に出して約2週間で仕上がって戻ってきました。
技術料は¥17000
パーツが、シャッターユニット¥18000
ラバーと両面テープで¥580
消費税が入って合計¥39138となります。
CPS会員だと半額になるので2万弱です。
5Dを2台体制で撮影していた頃は、1年でシャッター耐久の15万回に達していたので、故障する前にオーバーホールに出していたので、約3万x2台で6万かかっていました。
R6だったら2台でも4万で済むので、修理代もかなり安く済みます。
ミラーレスはカメラそのものの購入代金は高くなっていますが、シャッター関係の修理料金はむしろ下がっているので、長期運用する際の維持コストは下がっています。
■お勧め記事
・CANON EOS 5D Mark4のオーバーホール【修理・メンテナンス】