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LightroomでHDR結合(HDR合成)

LightroomLightroom Classic、CameraRAWでHDR結合(合成)のやり方を紹介します。
HDRとは、Hight Dynamic Rangeの略で広い諧調という意味です。
複数の露出で撮影した画像を合成する事で、白飛びや黒潰れの少ない諧調の広い画像を作成する方法を紹介します。

 

撮影する対象やカメラなどによって違いますが、通常は基準となる露出の画像から±1段分の露出で撮影します。
明暗差がありすぎる場合は、2段だったり3枚でなく5枚に増やしたりします。


ISO800、F8、1/500s が基準の写真だったら、
ISO800、F8、1/1000sで1段暗い画像、
ISO800、F8、1/250sで1段明るい画像になります。

カメラによっては、撮影の機能でブラケット撮影ができる機種もあります。

 

上の画像の左上が結合済み、
右が普通に撮影した基準となる画像、
左下が-1段暗い画像、
右下が+1段明るい画像です。

 

実際のHDR結合の手順は、

基準となる画像と暗い画像、明るい画像の3つの画像を選択します。(3枚以上でもよい)
Lightroom Classicの場合は、上部メニューの写真→写真を結合→HDRを選択します。


HDR結合プレビューが表示されるので、自動整列、自動設定にチェックします。
ゴースト除去量はお好みですが、被写体が動いている場合にここの設定が役に立ちます。
自動整列は、三脚を使って撮らなくても大きくずれていなければLightroomが自動で位置合わせをしてくれる機能です。
スタックを作成は、HDR合成後に作成時の画像と完成した画像をスタック(グループ化)してわかりやすくする機能です。

 

結合後の画像はこちらです。


うっそうと茂った木は暗いですが、空はそれよりも明るいので両方に最適な露出を取る事は、普通の撮影では難しくなります。
空の明るい部分の青さは露出を上げてしまうと白く飛んでしまうのと、空を優先にして露出を取ると木が暗くなってしまいます。
暗く撮った写真で空の明るい部分の青さが残り、明るく撮影した写真で木の暗くなっている部分が緑色に見えるようになります。
良い部分を合成する事で白飛び、黒潰れがない画像ができます。

 

Lightroomクラウド版)のやり方も基本的には同じで、フィルムストリップやグリッド表示から3枚(以上)の画像を選択します。

上部メニューの写真→写真を結合→HDR結合を実行します。



PhotoshopのCamera RAWプラグインでもHDR結合はできます。
Bridgeから3枚以上の画像を選択してCameraRAWを開きます。
CameraRAWのフィルムストリップに並んでいる対象の画像を選択して、右クリック→HDRに結合を実行します。




動いている被写体が含まれると良い結果にはならない事が多いですが、止まっている風景などを撮影する際にHDR結合を使ってあげると白飛びや黒潰れの少ないダイヤミックレンジの広い画像が得られます。

Text by yamato7

 

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