東京写真館

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キヤノンのカメラストラップの特徴

結局のところ、キヤノンの純正ストラップはどれがいいのか?という事になるんですが、特徴とおすすめをあげていきたいと思います。
キヤノンのHPを見ても写真と型番が出ている位で、どんな特徴、違いがあるのかがわからないものが多いです。
ストラップを買い替える際に見ても、毎回どれがいいのかがわからなくなってしまうので、まとめておきたいと思います。

 

純正ストラップでも、カメラの名称が入っているものは以前は販売していませんでしたが、今はキヤノンのオンラインショップで売っている様なので、同じものが欲しい場合はそちらで購入できます。
一眼レフからミラーレス機に移行途中で、ストラップのラインナップも一部見直しがあったようで、いくつかなくなっているものもあるようです。

 

カメラによってストラップが違うのは知ってました?
一眼レフの入門機は30mm幅で、中級機以上は40mm幅のストラップになっています。
一眼レフのEOS Kissシリーズなどに付属していたのが30mm幅の「EW-400D」です。
中級機以上の一眼レフに付属していたのが40mm幅の「EW-100DBV」(文字がシルバーの刺繍)
フラグシップ機の1DXシリーズに付属していたのが、幅が40mmのワイドストラップ L7 「EW-L7」(文字がゴールドの刺繍)

ミラーレス機はシステムが軽いからかストラップが30mmになっています。
R、R6、R5などは30mm幅の「EW-400D」が近いようです。(同等のものがない?)
R3は30mm幅の「ER-L1」です。
斜め掛けに対応した「ER-100B」というのもあります。

レフ機に付属の「EW-400D」と「EW-100DBV」は幅が違うだけでほぼ同じだと思います。
それに対して、「EW-100DBV」と「EW-L7」の違いは使われている素材で「EW-L7」の方が柔らかい素材で作られています。
単純に好みの問題という訳ではなく、柔らかい素材の「EW-L7」の方が、重い機材を付けた際にうまく力を逃がしてストラップの取り付け金具の摩擦が弱くなり、長持ちするというメリットがあります。

ミラーレス機用の「ER-100B」と「ER-L1」も素材の違いで、「ER-L1」の方がソフトな手触りになっています。

 

レンズやストロボ、バッテリーグリップなどを付けて、カメラ全体の重量が重くなるのであれば、幅が広い40mmがお勧めです。
幅が広い方が、肩にかかる荷重が分散されて疲れにくくなります。
逆に、機材が重いのに細いストラップを使用すると、狭い範囲に荷重がかかり痛くなったりします。
小型軽量の機種であれば30mmでも十分使えると思います。

ミラーレス機であっても、重いレンズを使うなら40mmでしなやかな素材の「EW-L7」をお勧めします。

 

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